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イトーのブログ

ここはゲーム、まんが、映画の備忘録帳でござい 自分用なので文章が自由

グリムガルを読みました

小説

こんにちは、イトーです。

『灰と幻想のグリムガル』読みました。

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 作者のデビュー作『薔薇のマリア』が好きだったので手を付けてみたら面白かったので、自分向けの備忘録を兼ねて紹介しようと思います。

 少しだけ続刊以降の内容に触れます。致命的なネタバレは避けますけどご注意を。

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お金を稼ぐ話です

 異世界に拉致された主人公たちがモンスターを倒して、利鞘を稼ぐ話です。
 以上。


稼がねば暮らせぬ

 もう少し説明します。

 異世界に拉致された主人公たちは、いくばくかのお金(2万円くらい)を握らされて世界で生き抜くことを強いられます。とりあえず10万くらい稼いで「正式義勇兵」になれば生活ができる!

 というわけで(騙されたりひもじい思いをしながら)何とか装備を整えた後は、いざお金稼ぎを始めます。どうやって?

 モンスターを殺して身ぐるみを引っぺがします。


 最初はゴブリンが弱いので狙い目です。

 ゴブリンは金目のものを持ち歩いている(ことがある)ので、それを売っぱらってお金にしましょう。日々の食費や宿費を差し引いて……運がよければ黒字です。祈れレアドロップ。

 しかし1つしかない命。万が一死んでしまうわけにもいかないので、大勢で囲んで殺しましょう!


7巻になっても稼いでる

 こういうコンセプトだと、ある程度お金稼ぎが軌道に乗った後は展開しづらくなるんじゃない? とお思いかもしれません。

 でもご安心ください。

 7巻になるとまた別の世界に飛ばされて、別の通貨を稼ぎ始めます!

「あーその手があったかー」と内心で膝を叩きました。

 飛ばされるのは日が決して昇らない夜世界。
 今までたんまり稼いだお金はまったく使えず、ついでに言語も通じません。状況前より悪い。ご飯も食べられない日々が続く中、仕方ないので初心に戻ってお金を稼ぎ始めます。どうやって?

 死体を漁って硬貨を拾い集めます。


最後に

 全巻通して生活感あふれる、とても楽しい小説です!

 作風としては著者デビュー作『薔薇のマリア』そのままというか、2000年代前半のダーク系ラノベです。『されど竜は罪人と踊る』とか『ラグナロク』とかああいう。

 最近の「類型の話をストレスなくサクサク読んで消費していける」ことを重視した異世界ものとは真逆ですが、そのぶん旧来からのライトノベルファンは昔の味を懐かしみながら、流行の異世界ものを楽しむことができるんじゃないでしょうか。

 以上、『灰と幻想のグリムガル』でした。レビューってこういうのでいいのだろうか。