Surface Pro 4 を買いました
こんにちは、イトーです。
原稿執筆前の手慣らしです。
▼Surface Pro 4 を買いました
なぜか?
以前まで使っていたSurface Pro 3 が壊れたからです。
突然の死でした。いつものようにブラウジングしていたら、急に暗転する画面。静まるファン。冷える臓腑。
その瞬間の、私の内心を想像していただきたい。
「おーい、どうした……?」と様子を伺った直後に事態の深刻さを察して、電源ボタンを乱打する私。
「逝くなー! 帰ってこーーーーい!!!!」
Surface。私のSurface Pro 3。ウソだ、どうしてこんなことに。
今までともに過ごしてきた2年間の思い出が嵐のように脳裏を過ぎ去っていきます。
初回起動時の「こんにちは」の画面。初めて買ったときはまだWindows 8.1だったね。
Microsoft Wordが処理落ちしないことに驚いたっけ。
嵐の中、君を運んで落としてしまったときに画面を割ったことは今でも夢に見る。君が新品同様で返ってきたとき誓ったんだ。今度こそ大事にするって。
ああ、それなのに! どうして!
畳にSurfaceを敷いて電源ボタンを何度も押す私は、さながら砂浜に倒れる恋人を心臓マッサージするかのようでした。(傍で見ていた同居人談)
その後のことはあまり覚えてないんですが、同居人(男です)が語るにはしきりに「何もしてないのに! 何もしてないのに!!」と叫びながらジタバタしていたそうです。あとなぜか冷蔵庫からSurface Pro 3 が出てきました。よく冷えてました。熱暴走へのカウンター的な……?
そんなこんなでSurface Pro 4、占めて13万円也。
全く予想だにしなかった出費にもうほんとグンニャリです。スペックも大して差がないし、変わったところといえば排熱効率くらいじゃないでしょうか。
しかしこのままだと、私はただ不注意から新たに10万円をドブに捨てた悲しい道化みたいなので、後付けでもどうにか「Surface Pro 4 を買ってよかった!!!!」と思えるような理由を挙げていきたいと思います。
私はまだ負けていない。
▼Surface Pro 4 のここがいい!
初めに断っておくと、Pro 4 ならではの良いところはあんまり思いつきませんでした。そもそも発売してからもう1年経つし、今更差分点の記事を挙げても需要がない。
ただ「Windows Hello」と名の付いた顔認証ログインシステムには非常に感動しました。
何といっても、電源を点けた後はフリーハンドでデスクトップまで行けるのが気持ちいい。顔認証自体もすごくスムーズで、顔位置の調整も必要なくログインしてくれる精度です。『ラブプラス+』を数年ぶりに立ち上げたら顔認証の際に『あっ、イトー!……のお父さんですか?』とのたまった凛子とは比較になりません。顔が似ている人間を近親者として判別するそうです。私は傷ついたよね。
あとは先述した通り、排熱効率が段違いによくなりました。
Surface Pro 3 はとにかくCPU付近に熱が集まりやすくて、うっかり動画エンコードでもすれば目玉焼きが焼けそうな温度になりました。しかもファンがうるさい。
それに比べるとSurface Pro 4 は今のところ熱はほとんど溜まらず、ファンもそよ風程度です。店員さん曰く「ファンのパイプは縦横無尽に内部を走っているおかげで、効率よく冷ませるようになったんです!」とのこと。つまりサメにおける奇網みたいなものですね。
これは本当にありがたいことで、映画に例えるならSurface Pro 3 のファンは『マッドマックス 怒りのデスロード』なんですけど、Surface Pro 4 は『いつかティファニーで朝食を』くらいの優雅さ。
Surface Pro 3 はよく熱暴走で落ちてましたけど、Pro 4 はこのことで結果的にPro 3 より長い寿命を獲得したんじゃないでしょうか。つまりPro 4 に買い替えて正解。大勝利。
▼おわりに
Surface には購入してから45日までしか入れない保険(1万円)があるんですが、忘れないうちに入っておこうと思います。
Pro 3 の時は1万円を惜しんで5万円の修理費を払うことになったので、今度こそ。まあ結局そのあとまた壊れたんですけど。