コミュニケーションゲーム「おいジャン」(?)が面白かった話です
こんにちは、イトーです。
最近、社の上司の東大出身の人(私はその人を紹介するときにそう呼びます)から教えてもらったコミュニケーションゲームがありまして、それを飲み会の場で遊んで実際面白かったので備忘録として書いておきます。
名前は忘れました。「おいジャン」とかそんな感じだった気がする。
こんな遊び
(1) 3チームに分かれて
(2) それぞれチームメンバーだけが知ってる「秘密のキーワード」が設定されてて
(3) お互いに質問しながら、共通する「最終キーワード」を予想するゲーム。
例えば
これは実際にやった時のキーワードなんですけど、こんな感じで最初からキーワードが3つ設定されてるわけですよ。
ただし、全てのキーワードを知ってるのはゲームマスターだけ。
私はブラジルチームで参加したので、他のチームのキーワードは知らない状態で始まります。
こんな感じ。
この状態で3つのキーワードに共通する「最終キーワード」を推理しなきゃいけないんですが、他2つのキーワードを知らなければ何をどうしようもないので、質問合戦を始めます。
「それは物ですか?」とか「見たことある?」とか「もしかしてTVに出てた?」とかなるべく大きな括りから狭めていって、アタリを付けにいくわけです。
個人的にはこの時、「自分の中での予測」を立てて、それに沿ってるかどうか確認できる質問をするのがポイント。質問は他チームも聞いてるので、誰でも分かる聞き方をしてしまうと情報アドバンテージが得られないからです。
で、(確か)3チームのうち2チームが「回答する」と表明すると回答タイム。
つまり自チームの優位を保ちつつ、他のチームにもある程度情報を与えないと回答できないってことですね。このへんはあまりにも一方的な一人勝ちを防いで、各チームのパワーバランスを近づけるためのルールでしょう。これを専門用語で「ラバーバンド効果」と言います。(唐突な知識ひけらかし)
これは実例なんですが
ある程度ゲームが進んで恐らくこちらの答え(ブラジル)が敵チームの片方にある程度バレたな、という状態であったやり取りで「仮面ライダー」チームからこんなことを聞かれました。
「すいません、多分そちら(ブラジルチーム)の答え分かっちゃったんですけど。私のチームの答えの後にそちらの答えを繋げると、物語のタイトルになります」
明らかに「これで答えを察しろ。そして一緒に回答しろ」という誘いですね。
全く、舐められたものです。ここまでヒントを出されて答えられないはずがありません。私はブラジルチームの仲間にヒソヒソ声で言いました。
「私分かっちゃったんですけど」
「聞きましょう」
「『未来世紀ブラジル』ですね」
「それが何かは知らないけど絶対違います」
えー。
ちなみにこの答えは「仮面ライダーアマゾン」でした。ブラジルじゃないやんけ! 相手の予測間違ってた。
アマゾンはブラジルにあるので、ほぼ答えに迫られてたわけでもあるんですが。
答え
で、最後は各チームがそれぞれ情報を得て回答タイム。
最初に書いた通りキーワードはそれぞれ「ブラジル」「仮面ライダー」「ショッピング」。これに共通する最終キーワードは?
仮面ライダー「アマゾン!」
ショッピング「通販!」
私「ツンドラ」
ちなみに私の回答「ツンドラ」は、「通販」と答えたチームがうっかり最初の一文字を漏らしていた情報から推測したものです。他チームのキーワード全然分かんなかったんすよ。
ではまた。